
日本の武道の聖地である日本武道館。
柔道や剣道などの武道や格闘技のスポーツ競技として使われたり、
コンサートや大学などの入学式と卒業式や
全国戦没者追悼式のとしての会場、
そして日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ」のメイン会場など
様々催事で使われています。
かつては「日本歌謡大賞」、「FNS歌謡祭」、「日本レコード大賞」など
年末恒例の音楽祭の発表会場として使用されたこともありました。

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多様なイベントで使用されている日本武道館は1964年開催した、
東京オリンピックの柔道会場として
わずか12ヶ月の建設期間を経て設置されました。

風格ある屋根の上にあるたまねぎ頭の形をした擬宝珠(ぎぼし)を
題材にした爆風スランプの『大きな玉ねぎの下で』の曲も有名ですね。

日本武道館はコンサートのイメージが強く、
ミュージシャンにとって憧れの場所。
数々のコンサートが行われてきた武道館ですが、
なんといっても1966(昭和41)年に公演したビートルズ日本公演でしょう。

ビートルズの日本公演は読売新聞と名古屋の中部日本放送(CBC)の主催で
1966年6月30日から7月2日にかけて5公演で行われました。
当時のロックミュージックという音楽には大人たちは理解せず、
けたたましい音楽としてとられていた。
当時の佐藤栄作首相をはじめとして、
「神聖なる日本武道館でロックバンドが
演奏することなどけしからん」という意見が多数を占めていた。
また時事放談の番組で細川隆元と小汀利得が
「わけの解らんやつらに貸してたまるか!!」の考え一辺倒で、
「コジキ芸人」などとビートルズを痛罵した事で
ファンから批判が殺到した。
世論の動きでなんとか武道館での公演を認めた。

だがテレビ中継権はCBCのキー局である
TBS系列で放送する予定だったのが、
時事放談でに批判的発言の原因で
読売新聞社系の日本テレビに中継権に移った経緯がある。
CBCにも面子があり黙ってるわけがない。
当時名古屋での日本テレビ系列だった名古屋テレビ。
名古屋テレビに中日新聞系の資本が入ってなく
「うちの資本が入っていないテレビ局に
中継権を渡すなんて冗談じゃない!!」と抗議。
先行放送という形で日本テレビよりも早くCBCで放送され、
主催主の面目を守ったエピソードが残っています。
実際に公演してみると盛り上がりにはイマイチだったそうで、
1階のアリーナには警察官および関係者以外立ち入り禁止だったため
2階のスタンドより上にしか観客はいなかった。
しかも「席を立ち上がったら即退場」という規制もあり
おとなしく聴いてたそうです。
それでも歴史的コンサートだけに多数の観客を魅了しました。」

ビートルズが武道館を大きな転機や
憧れの場所を作ったことは言うまでもない。
それだけに誇りをもてる神聖な場所なのでしょう。




