新宿歌舞伎町のシンボルでも待ち合わせの定番だった
新宿コマ劇場が今年いっぱいで閉館する。
コマ劇場は美空ひばりや北島三郎や五木ひろしなど
演歌歌手が一か月興行で使われる演歌の殿堂として有名です。
演歌歌手の興行以外にもミュージカルや
1956(昭和31)年にNHK紅白歌合戦や
日本歌謡大賞や「年忘れにっぽんの歌」の会場としても使われました。
コマ劇場が入っている建物には映画館の「新宿コマ東宝」と
「シアターアプル」を併設している。
コマ劇場ができたのは1956(昭和31)年。
戦後から10年経ったころで歓楽街の歌舞伎町付近は
沼地もあったそうで、そんな場所は真新しい劇場ができました。
コマ劇場の名前の由来は、ギリシャ時代の劇場様式から
ヒントを得た回り舞台が大きな特徴で
円形舞台が独楽の回る姿に似ている事から付けたという。
一時期はピーク時は年間100万人を超えていたが、
若年層を中心とした演歌離れや演歌の低迷が重なり
コマ劇場のメインである演歌歌手の興行が減少。
当然観客動員が目減りし、新興行の試みをして見ても
思うように結果が出ず2年連続赤字。
開館51年が経ち建物の老朽化もあり
四半世紀の歴史に幕を下ろすことになった。
新宿とかつて梅田にあったコマ劇場の名は消える。
来年にはコマ劇場に隣接する新宿東宝会館と一緒に建物は取り壊される。再開発後に劇場が再開するか今のところ未定だ。
コマ劇場は入ったことはないですが、
映画館には何度か行きましたけど。。。。。。。
また一つ昭和の名劇場が消える。
演歌界には厳しい時代は続きますね。
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