
TOHOシネマズ日劇にて昨日公開した
「余命1ヶ月の花嫁」を観てきました。
TBSテレビの夕方ニュース番組の特集コーナーで
若年性乳がんのために24歳の若さで亡くなった長島千恵さんの
愛と感動に実話が大きな反響を得て映画化。
知恵さんと赤須太郎さんとの出会いから、癌の闘病、結婚式を挙げ亡くなるまでの
余命1か月を夫婦として過ごした軌跡を描く。
死の間際まで取材に応じ、乳ガン撲滅を訴え続けた千恵さんを榮倉奈々が、
彼女を支える恋人の赤須太郎さんを瑛太が共演。
明日が来ることの奇跡と生きる喜びをメッセージとして残した
長島千恵さんの志しを受け継ぎ、ガン撲滅と命の大切さと映画を通して伝える。
イベントコンパニオンをしている長島千恵(榮倉奈々)は、
プレゼンの仕事を通じて赤須太郎I(瑛太)と知り合い、交際を始める。
二人は順調に交際をしていたのだが、千恵の身にガンが蝕んでいた。
ある朝、ごっそりと抜け落ちた髪を太郎に見られてしまい、
知恵は太郎に乳がんの治療を受けていること、近々手術を受けることを打ち明け
別れると決心し、太郎の前から姿を消した。
手術を終えた千恵はかつて太郎が旅した屋久島をひとり訪れていた。
そこへ太郎が追ってきて、乳房を失った傷心の千恵に、
一緒にガンと闘うという太郎の言葉に動かされて再び交際を始める。
体調が安定し、いつしか癌のことを忘れてしまうのだが、
再びガンが再発し、医師から余命一か月と宣告されてしまう。
このドキュメンタリーは千恵さんの一周忌の時に総集編で観ましたし、
本も読みました。
ドキュメンタリーを映画化すると聞いた時に、
商業的なお涙ちょうだいにはならないでほしいなと
公開まで心の中で思っていました。
実話とエピソードの順番の違いや
これは無いだろうと突っ込みどころはありましたが、
榮倉奈々さんと瑛太さんの透きとおるような純粋な演技に
そんな違和感を感じさせませでした。
千恵さんの父親役の江本明さんも味のあるいい演技で、
娘の前では泣かず励まし続ける姿に感動しました、
千恵さんが亡くなった後の最後のシーンはジーンとしました。
ネットで騒がれているヤラセやデマだと色々賛否両論はありますが、
それなりにいい映画だと思います。
天国から見ている千恵さんはこの映画は
どんな感じに思っているでしょうかね。
Na'see的ナットク度(満点5点中)
★★★★
『余命1ヶ月の花嫁 〜乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ〜』
http://www.tbs.co.jp/hanayomecaravan/tv/
「余命1ヶ月の花嫁」は涙なしでは読めない感動がある(2008年2月15日記事)
http://nanashi-nakaji.seesaa.net/article/84052109.html
