

靖国通りから、九段北三丁目と四丁目の間を
新見附橋方面へ下る一口坂。
一口坂と書いて「ひとくちざか」とも読みますが、
正しくは「いもあらいざか」と読みます。



何故、「いもあらい」と呼ばれるようになったかというと、
疱瘡(ほうそう)のことを「いもがさ」とか「へも」と呼ばれ、
「疱瘡を洗う(治す)」という意味からきています。
ただ、 この疱瘡に霊験あらたかな社が
どの辺にあったのかは不明です。



一般的には「ひとくちざか」で通じますが、
いもあらいざかと読むいうのはあまり知られていません。
むしろ、読めないかもしれません。


一口坂周辺には法政大学や三輪田学園の文教施設から
坂の名前から名づけられた一口坂スタジオがあることで有名です。
