
東西線木場駅から平木橋を渡って東陽町寄りに洲崎神社があります。
1700(元禄13)年に、弁財天を祭って社殿を造営したのがはじまりで、
江戸時代には洲崎弁天社と呼ばれていたそうだ。




当時は神社の周辺は海岸一帯で、
海難除けの神社として漁民たちに信仰がありました。
第二次世界大戦の空襲で戦災の被害を受けましたが、
戦後に現在の姿に復興されました。




境内には波除碑がある。
深川洲崎一帯に高潮が襲来した事により、
付近の家屋が流され多数の死傷者が出たため、
政府がこの一帯を買い上げて、海側に人が住むのを禁じ、
この碑を建てたそうです。

木場周辺は東京湾から遠くなりましたが、
この辺りまで海岸だったことを伝える場所なのでしょうね。
洲崎神社
所在地・東京都江東区木場6-13-13
電話・03-3644-1092
アクセス
東京メトロ東西線木場駅1番及び2番出口より徒歩2分

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