品川区西五反田付近に山手通りを交わるところに
かむろ坂があります。
東急目黒線に沿って、
南西に上る 緩やかな坂道で、静かな佇まい見せている。
各画像をクリックすると大きく見れます。通りを右側へ少し歩くと
目黒不動尊があります。
正式な寺号は泰叡山滝泉寺で、平安初期の808年に建てられたお寺。
また江戸鎮護の五色不動として幕府の保護を受けていて、
地元では目黒のお不動さんとして親しまれています。
関東最古の不動霊場としても有名です。
各画像をクリックすると大きく見れます。境内には本堂、仁王門の他に、
独鈷の滝、水掛け不動、大日如来坐像、青木昆陽の墓などがあります。
毎月28日は縁日が行なわれています。
木々が多い茂っていて普段は閑静な趣になっています。
各画像をクリックすると大きく見れます。かむろ坂にはもう一つの日常風景があります。
付近を歩いていると、
霊柩車やマイクロバスに
東急目黒線不動前駅から喪服の姿の方が多く目にします。
近くにお葬式があったからではなく、
かむろ坂から桐ヶ谷通りに入ると
桐ヶ谷斎場があります。
そう火葬場があるのです。
場所柄か著名の葬儀や火葬の利用も多く、
力道山、吉田茂、美空ひばり、アンディ・フグ、いかりや長介などの
著名の方もここで荼毘され旅たたれました。
桐ヶ谷斎場をはじめ都内の火葬場大部分が公営ではなく民営なんです。
桐ヶ谷斎場を運営してる
東京博善は印刷と出版会社の
廣済堂の系列会社とはあまり知られていません。
各画像をクリックすると大きく見れます。民営のため値段は高めで等級ランクまで存在するのです。
ただ焼くのにランクなんてあるの?って思いでしょう?
焼き加減ではなく、スペースなど広さや装飾が違いがランクだそうです。
炉の性能は一緒です。
最高ランクは特別殯館は個室みたいになっていて
ホテルで言えばスイートルームのような広い部屋に炉があるタイプ、
火葬料は約18万円です。
中ランクの特別室も広くスペースがとられていて、
カーテンで仕切られる程度で、それでも10万円もするそうです。
下は普通の一般の火葬炉が並んでいるので、公営よりの倍5万円するそうです。
葬式でも東京はお金がかかるわけです。
各画像をクリックすると大きく見れます。最近の桐ヶ谷斎場は火葬場には煙突のなく、
一見ホテルか会館に見間違えるほど豪華だそうです。
ロビーにはシャンデリアがあり、喫茶コーナーもあり、
売店もあり、豪華絢爛な施設だ。
昔の斎場を知ってるものには
想像もつかないでしょう。
昔の施設はいかにも火葬場っぽい建物でしたからね。
周りはマンションや一軒家など住宅が建ち並び
住環境には配慮したつくりになっている。
ひんぱんに霊柩車行き来したり、あっちこっちで葬儀をしていると
迷惑施設には変わりないだろう。ある意味このような光景は
トラウマな異様な日常風景でしょう。
話がかなり脱線しましたが、様々な顔をもつ坂「かむろ坂」。
春には桜並木も綺麗で、史跡や散策もしてみるのもいいかもしれません。
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posted by Na’See at 01:33| 東京 ☔|
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