荒川区の下町の一つ町屋。
都電荒川線や東京メトロ千代田線や京成線が乗り入れる
交通の要所でもあります。
町屋周辺は民家や町工場やマンションが立ち並ぶ、
都心有数の下町の住宅街という雰囲気を持っています。
各画像をクリックすると大きく見れます一見普通の下町の住宅街ですが、町屋は他とは違う顔も持っています。
町屋には
町屋斎場があります。そう火葬場です。
迷惑施設でも人生の最後に一度お世話になる場所。
町屋を語る上で斎場の存在を外せないのです。
その昔江戸五三昩と言われた町屋火葬場のその一つで
日暮里火葬場の流を組む歴史のある施設です。
明治時代にこの場所に移設して出来たのですが、
人気のない僻地だったそうで、
やがて都市化で火葬場の周りに宅地されたのだ。
都心では珍しくない光景なのです。
各画像をクリックすると大きく見れます余談なのだが、
東京都内で町屋の他に
桐ヶ谷(品川区)、代々幡(渋谷区)、落合(新宿区)、
堀ノ内(杉並区)、四ツ木(葛飾区)、戸田橋(板橋区)
臨海(大田区)、瑞江(江戸川区)の9ヶ所火葬場があるのですが、
このうち7ヶ所が民営の斎場が存在するのです。
火葬場はほとんど自治体が運営するのですが、
東京都内では大部分が民営斎場で占めてます。
ほとんどを握っているのが
東京博善という
会社6箇所運営しているのです。
この東京博善は印刷大手の
廣済堂の子会社なのだ。
上場企業が火葬場を運営しているの意外だし、
あまり知られていません。
民営の火葬場だけに施設が立派である。
火葬場にはとても見えないホテルのような雰囲気の造りで、
吹き抜けの空間を多用し、シャンデリアを配置していて、
明るいつくりになっている。
また葬儀式場はもちろん、喫茶ルームまであり、
まるでホテルのような感じになっています。
火葬施設も薄暗く宗教的な扉がなく明るいものになっている。
公営と民営の違いは等級が存在する。
最高ランクの特別殯館、特別室、一般炉とランクが分かれている。
焼き加減ではなく占有スペースが広くとられていて
仕切りがあるという点で違いがある。
飛行機でのランクの様なものです。
もちろん値段は特別ランクだけに20万近くするそうで、
一般の約5万円の倍と高い。
最高ランクは著名人やゆっくりとお別れをしたい
ご遺族の方が利用されるそうです。
だいぶ話がそれましたが、
民間の企業努力で煙突のない明るくて綺麗な火葬場になり、
ついこないだ前の不気味な火葬場イメージを一新しました。
霊柩車や喪服姿が頻繁に来る姿は不気味な光景は変らない。
各画像をクリックすると大きく見れますただ朝のラジオ体操の会場になっているのがアンバランスだ。
町屋と火葬場は違和感がなくなってきているのだろうか。←見たらクリックのご協力お願いします。
posted by Na’See at 02:54| 東京 ☀|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
荒川・足立区の風景
|
|