扇町公園の敷地にある青いガラス張りのテレビ局。
カンテーレでおなじみの関西テレビ。
関西のフジテレビ系列のテレビ局でフジと同じチャンネルは8。
フジテレビの8のマークはあまり見かけなくなったが、
関西テレビの8マークは健在。
フジテレビの人気番組とコテコテローカルが人気で
関西では人気のあるテレビ局です。
去年はあるある大辞典で捏造問題で波紋を呼んだ事は記憶に新しい。
関西テレビの株主のトップはフジテレビではあるが、
阪急阪神グループの一員となっている。
阪急との関連だけあって、阪急カラーの番組のも多いのも特徴で、
昔は阪急ブレーブス(現・オリックスバッファローズ)の中継や
宝塚歌劇の舞台中継、そして阪急沿線を舞台にしたドラマなど
阪急と密接した番組が多い。
また阪神タイガースの優勝の瞬間を2回も伝える幸運を持っている。
その反面、キー局のフジテレビとの関係はあまりよくない。
老舗局でよく見かける強引な編成で、関西テレビも例外ではない。
いくつか例をあげると、
「HEY!HEY!HEY!」のスペシャル版を放送するのに
関テレは「快傑えみちゃんねる」をいつもどおり放送し、
一時間短縮して放送する編成。上沼恵美子の旦那が
関西テレビの役員の影響かわからないが、
ほとんどの局はスペシャル時には自主編成番組を休止するのに
関テレはいつもどおり放送するのがほとんどだ。
この短縮行為には視聴者からの苦情が多く、
関テレはニーズがあるから一向に休止をしない。
フジテレビの人気深夜番組の放送は消極的で、
伝説の深夜人気番組「オールナイトフジ」を揉めてまで断って、
自社製作の「エンドレスナイト」を放送した事が
影響しているのだろうか。
バラエティ番組だけではなく、ニュース番組も差し替えが多かった。
今ではFNNのお昼や夕方のニュースはどこでもいっしょだが、
関テレはニュース番組のタイトルも頑なに変えなかった。
かつて放送していた夕方のニュース番組「スーパータイム」は
関西では「アタック600」でスーパーニュースになるまで
「アタック」というタイトルは変えなかった。
お昼のニュース番組も今でこそ「FNNスピーク」だが、
3年前まで「KTVワイドニュース」というタイトルで
関テレのみ独自タイトルのままだった。
このように関西テレビはフジテレビとは
どうも犬猿の仲のように見えるが、意外と密接のようにも見える。
いわばライバル関係のようにお互い持ちつ持たれつの
ような関係なのもかもしれない。
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