舞浜文化の殿堂であった東京ベイNKホール。
東京ディズニーリゾートの裏手に位置し、
オフィシャルホテルの中にあるコンサートホール。
2005年に閉鎖以来どうなっているか見てみると建物は残っていました。
ゲートからメインエントランスへと続く石畳と街灯、
その奥に建つ円形の形をしたホールは舞浜文化の象徴でした。
東京ベイNKホールは1988(昭和63)年にオープンしました。
ちょうど世の中はバブル期で、
日本火災海上保険(現・日本興亜損害保険)が開設した
企業系のホールでした。
NKホールのNKの由来は
”Nihon Kasai”のNKと日本一感じいいという意味を込めて
Nkホールと命名したそうだ。
約6000人が収容できる大型ホールで、
当時としては最大級のホールでした。
主にコンサートや格闘技などイベント会場や、
テレビ朝日の音楽番組
「ミュージックステーションスーパーライブ」の会場として
使われました。
音響の良さからコンサート会場として機能していたのですが、
舞浜駅からNKホールまでかなり距離があり、
交通のアクセスの便が欠点でした。
現在はリゾートラインのベイサイドステーション駅から近いですが、
当時はモノレールはなく臨時バスか徒歩しかなかった。
私もNKホールにはライブで何度か行きましたが、
当時はモノレールがなく、バスか徒歩のみのアクセスが非常に悪く
駅まで歩いたのを覚えています。
立地とアクセスの便が致命的で、
日本火災から第一生命へ施設譲渡後に赤字を理由に閉鎖してしまった。
舞浜文化の殿堂であったNKホールは夢の跡となり
今もそのまま残っています。
←見たらクリックのご協力お願いします。